今どきAM2マザーボードを入手して自作PCを組んでみた

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つい先日ベアボーンを組んでしまったことにより、

ベアボーン「ASRock DeskMini X300」とRYZENを購入し、久しぶりにPCを組んだ
今年はリモートその他でPCの使用頻度が大幅に上がった年でした。 しかし手持ちのPCは、最新のものでも8年前のスペックです。 これを騙しだまし使ってましたが、もはや太刀打ち出来ない場面が多くなってきました。 そこでとうとう、この度8年ぶりにPC...

自作熱が再燃してしまいました。

そこで年末年始を利用して

自作PCを組むことにしました。

もちろん動機は、「組みたいから組む」これは否定しませんが、ただそれだけではありません。

RW5125A
このブログではこれまで、ファームウェアを入れ替えて機器を再利用する様子をいろいろ紹介してきました。たとえばですが、このほかにもCFW化したPSP-2000、Android化したS11HTなどがあります。これらはほぼ全て、今だに入れ替えたまま使...

この未使用のリージョンフリーなIDEドライブを活かして、DVDやYouTubeをテレビ画面で見る用のPCにする、というのが主な目的です。

DVDドライブだけでなく、

出来るだけ手持ちの余ったパーツを活かす

という方向性で進めます。
この方針だと費用を安くあげることができるので、ついこの間1台ベアボーン組んだばっかりなのにという罪悪感を軽減することにつながります。

手持ちのパーツは、

CPUAMD Athlon64 X2 5400+
メモリDDR2 SD-RAM 複数枚
HDD2.5inch SSD 複数
3.5inch HDD 複数
DVDドライブRW5125A
ネットワークカードPci GW-DS54GR

見事に枯れた(レガシーともいう)パーツばかりですね…これでもだいぶオクで放流するなり処分して減らしたんですけど。

SSD以外の黄色くしたものは、すでに処分したHP ML115のアップグレード用に入手した、およそ15年-10年前の時代のものです。
従って、枯れてるなりにも1台にまとめることができそうな世代の近さがあります。

これらを活かしてまとめるには、AM2対応の古いM/Bが必要です。
今のM/Bでも5千円ちょっとで買うことができるのに、今更古いM/Bを調達することになりますが

10年以上前のマザーボード(もちろん完動品)がそれ以上安く入手できるのか?

枯れたパーツをまとめるM/Bに求めたい要件として、

    • DDR2メモリが4本入る
    • TVにつなぐのでHDMI出力対応
    • AM2のMicroATX

を念頭にオクを眺めてみました。

すると、なかなかよさそうな出品が見つかりました。
I/Oバックパネルがついていませんが、その分安いです。
バックパネルは3Dプリンタで作ればよいと思って、それをポチ。

入手したM/Bはこちら。

GA-MA785GPM-UD2H (rev. 1.0) フォトギャラリー | マザーボード - GIGABYTE Japan
GIGABYTE による圧倒的品質 GIGABYTE Ultra Durableマザーボードは、貴方の次期自作 PC のために独自機能やテクノロジーを備えた最強のプラットフォームです。

ケースだけは奮発して新品を購入しました。

使用予定のPCIカードはLowProfile対応のWifiカード1枚だけです。

なのでせっかく小さめのMicroATXにするんだし、スリムケースにしました。

一番最初にAthlonXP 1800+で自作を始めたとき以来のスリムケースです。

買ったものをまとめると

マザーボード2,800円(1,160円)
CPUクーラー500円(660円)
IDEケーブル420円(300円)
PCケース5,478円
9,198円(別途送料2,120円)

ケース以外はすべてオクで調達。

送料を除き何とか1万円以内に収まりました。

組んでみた

必要なパーツがすべてそろったので、組んでみました。

メモリ4枚を全て活用。

DVDドライブは長さがあるのでメモリと干渉するのではと心配していました。
しかし写真のとおりギリギリ大丈夫でした。

3Dプリントしたバックパネルです。

プリントしたのはこちらの違うボード用のデータです。

ATX mainbord cover by snoopymad
Just a ATX Mainbord Cover vor Gigabyte GA-73PVM-S2H

左のUSBと真ん中のデジタルオーディオがちょっとずれてますので、後で手直しすることにします。

このスリムケース、難点が1つありました。
光学ドライブを目隠しする「ベイリーフ」が引っ掛かり、トレーが戻りません。

結局ベイリーフは取り外しました。

組みあがって起動を確認しました。

起動するものの不安定

BIOS画面を拝むことはできましたが、起動に時間がかかったり、電源が切れなかったりと不安定な症状です。

まずはBIOSをアップデート。

GIGABYTEのM/BにはQ-Flashという便利なBIOS更新の仕組みがあります。

Betaでない中で最新のF4を導入しました。

しかし不安定は治りません。

つづいて、装着したパーツをひとつひとつ外してみました。
すると相性問題をSSD1枚とメモリ1枚に切り分けることができました。その相性の悪いパーツ2つを除外したらすんなりと安定起動になりました。

その結果、最終構成は

CPUAMD Athlon64 X2 5400+
メモリDDR2 SD-RAM 6GB
HDD2.5inch SSD 30GB +
3.5inch HDD 160GB
DVDドライブRW5125A

となりました。

SSDの容量は30GBと小さいものとなりましたが、Win10は入らなくてもUbuntuなら入ります。

OSインスコ

組みあがったあと、インストールするOSはUbuntuです。
目的が「DVD/YouTubeをTV視聴」と限られているサブPCですし、先日組んだベアボーンにより手持ちのWin10のライセンスは完売です。

Ubuntuインストールは容易に完了。

MATE 20.04です。

HDMIの音声が出力されない

自分の環境でこれで解決できました。
$ sudo apt install pavucontrol
でpulseaudio音量調節をインストール。

その後音量調節を実行したら、radeon4200をオフから切り替えできるようになり、音声が出力出来ました。
ただし今のところ起動の都度設定しなおす必要があります。

なお参考にしたのはこちらです。

PulseAudioを使用してUbuntu 18.04でサウンドを管理する方法
PulseAudioは、LinuxおよびMac OS用のサウンドサーバーです。Windowsオペレーティングシステムでも動作します。プロキシのように機能します。アプリケーションのサウンドはPulseAudioを通過します。このように、さまざまなテクニックを使用して、これらのサウンドを聞く前に操作することができます。 P...

I/Oバックパネルのデータを手直しし再出力

前述の3Dデータを編集。
ずれてる穴を一度ふさぎ、正しい穴のサイズで切り抜きをしているところです。

編集に使用したソフトは、フリーなCADソフトのその名もFreeCADです。

編集したデータを3Dプリント中。

ピッタリになりました。

せっかく作ったので、Thingiverseにアップしました。

I/O shield GIGABITE GA-MA785GPM-UD2H MotherBoard by EcoTown
For online auction buyers.

一通り完了したところで、このM/B、

AM2だけでなくAM3のCPUも入る

ことを知ってしまいました。

HP ML115では満足に使えなかったAM2のAthlon X2 5400+が使えるようになっただけで満足してるのに、それより新しい世代の速い(といってもDeskMini RYZENの1/3ですが)CPUまで使えるとは…

オクを眺める日は続きそうです。

後日追記

ちょうど半年後に、CPUをAM3のものに換装しました。

AM2自作PCのCPUをAM3に換装
昨年末にPCを1台組んでいました。 PCを組んだ当時の目的は「枯れたパーツを流用して活かす」というものだったので、 CPU AMD Athlon64 X2 5400+ メモリ DDR2 SD-RAM 6GB ...

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