突然ですが、昨年11月から気象予報士の資格学習を始めました。
「気象学は学生時代に一度履修した科目」「その余勢で10年ほどまえに一度受験済み(成就せず)」が前提にあったことももちろんあります。
今回の再学習開始は、この1年で「宇宙よりも遠い場所」「天気の子」「アルドノア・ゼロ」「チ。」といった多くの作品で、気象に触発されたことがきっかけです。



特に「宇宙よりも遠い場所」で「もし南極観測隊に参加しようとするなら何が必要なんだろう?」とふと具体的に思い立ったことが直接の動機となりました。
💭仮に観測隊に参加しようとするなら、少なくとも気象が自分の専門になるほど学習しなきゃ
⬆️専門の入り口である気象予報士資格を仮に得たとしても、観測隊は年齢他の要件で絶対無理
で、いつもなら思いつきは一瞬で消え去るはずでした。
でもすぐに報瀬の顔が浮かび、
もし報瀬だったらきっと、そんな口実関係なく黙々と学習し始める。
高いレベルの研究目的を持ちヘビーな訓練が必要だということは報瀬なら認識済みなので。

と即座に思いなおせました。
するとなぜか、年齢や一度成就しなかったことを学習しない口実に使おうとしてた自分へのメタ認知スイッチが入り、報瀬のようにまずはチャレンジしてみようという意欲が湧きました。
脳天から芽が出て双葉が顔を出し、資格受験だけでもチャレンジしてみたくなった経緯です。
気軽に学習を始めた最初の放送大学の講義「はじめての気象学」第一回にも「南極・北極科学館」は登場しました。
と前置きが長くなりましたが、南極・北極科学館を訪れたかった動機には
よりもいの聖地巡礼に加え、気象学学習のモチベを得たかった
というのもあったからです。
さて、住んでる田舎から南極・北極科学館への巡礼は航空路を挟むこともあって、巡礼を企図してからこれまで2度の障害がありました。
3ヶ月前の新年は、往路飛行機の欠航による旅程全体の中止。
さらによりもい聖地の館林を巡礼した先月にも立川入りのチャンスはありましたが、リニューアルで臨時休業でした。
このときは高円寺の気象神社でお守りだけは拝受確保しています。

南極・北極科学館リニューアルも3月で完了したようで、人生初の
立川駅前
に降り立ちました。

かなえさんに南極チャレンジのバンで迎えに来てもらったときの待ち合わせ場所。

ここから南極・北極科学館まではモノレールで一駅ですが、私は徒歩で20分ほど歩きました。

建物が見えてきました。


南極・北極科学館
三度目の正直でようやく参詣が叶いました。

宇宙よりも遠い場所になるところでした。

なんと入場は無料です。
アイスコア観測機器


隊員の居住スペース


展示にも生活感が増してます。
雪上車




そしてモフモフ


オーロラシアター以外は全て撮影OKでした。
上記写真でもお分かりのように、リニューアルによる作品とのギャップを全く感じさせず、よりもい巡礼民として心ゆくまで聖地を堪能できました。
気象観測学習者としても、
- 氷の実物や隕石・鉱物、
- 歴代観測船の模型、
- ラジオゾンデなど観測機器の実物、
- ライブな自動観測成果、
- 気象衛星映像がスマホで表示を操れたり、など
高い解像度で極地観測を学習できました。
ラジオゾンデは気象予報士試験の学科専門の出題範囲でもあります。

令和3年第二回学科専門の問題、
「昼間のラジオゾンデ観測では、日射の影響により温度計センサーが大気の温度よりも高い値を示すことがあるが、発表される気温の観測値には日射の影響は補正されていない。」は「誤り」です。
写真の通りゾンデ実物の温度センサーは構造上むき出しになってることが分かります。
すなわち直射日光の影響を受けますが、気温とは百葉箱のように日陰で計るものなので、観測値から日照の影響を除去する日射補正を行う、という学習成果を展示物で実感できました。
館内で配布のリーフレット類もとても参考になりました。
南極の自然や基地環境、観測だけじゃない点検整備や調理・医療、日常生活。
南極観測隊の極地研究が分かり味になるとともに、考察が捗るほど作品「よりもい」の南極描写が優れてることが分かりました。
自分がこの先南極に行けることは多分難しいかもです。
でも、もし欧州航路がアンカレッジ経由に切り替わったら、オーロラ観にフェアバンクスには行けるかもしれないな、ということは現実的に考え始めるようになりました。
よりもいの聖地堪能に合わせ、学習のモチベにもなりました。


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