アニメきみの色

「きみの色」鑑賞。情熱のまま感性を研ぎ澄ますことの価値

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今日は地元のイオンシネマで映画鑑賞です。
映画はぼっち・ざ・ろっく総集編以来今月2度目。
アニメ好きになってから映画熱も再燃してます。

イオンシネマに来るのは初めてです。
鑑賞に先立って「ワタシアタープラス」会員に登録しておきました。

WataTheatre/ワタシアター|イオンシネマ
イオンシネマWEB会員専用サービス「WataTheatre/ワタシアター」。試写会やイベントにご応募、おトクなクーポン情報など、映画がもっと楽しく、便利になるサービスです。

入会金と1,200円鑑賞クーポンを勘案したら、会員登録した方がお得だと思ったので。

その会員限定特典のクーポンで買える「ワタシアターMセット」がこちら。

こんな沢山のポップコーンの山、初めてみました。
食べきれない人用に持ち帰りビニール袋も用意されていました。

鑑賞した作品は山田尚子監督の

「きみの色」です。

人を色で見るという感性は、個人的には感じ方の一種、というか一つの才能だと思います。
人にはそれぞれの世界があり、全員それぞれ見える世界は異なる、とアドラーさんも言ってます。

でも残念なことに、社会の中で生きてたら、それら独特な感性は色んな要素によって矯められてしまい、月並みな表現方法に収斂されてしまいます。

私はこの作品の鑑賞を通じて、感性を情熱のままに研ぎ澄ますことの価値を感じました。

日常事の雑多な描写を出来るだけ省き、表現もステレオタイプなものは避け、感じるまま瑞々しい表現。

ネタバレ避けなきゃなので具体的な話には踏み込みませんが、個性的な感性を持つトツ子はその内面の表出、またルイときみは外部環境との折り合い、という課題に向き合って、それぞれの感性を昇華させる過程が尊かったです。

温かく見守り、常に助言を与えつづけたシスター日吉子が素晴らしい。
本作品でとっても大事なひとですね。
「自分のタイミングで卒業」「罰を与えてあげて」 「反省文って…」、そしてニーバーの言葉

このような環境でそのときの感性のまま若いころを過ごすことが出来たら、きっと最高です。

進学先でルイくんが擦れてしまわないことを祈っています。

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