東急ホテルズのFGP「コンフォートメンバーズ」がこの7月にプログラムをリニューアルします。
コロナで宿泊の機会が激減する中、
私の少ない機会を集中させる数少ないFGPとなっていたコンフォートメンバーズ。
そんな私に今回の改定はどのような影響があるでしょうか?
結論から申しますと、私にとって今回のプログラム改定は
改悪となりました。
新会員制度のページはこちらです。
東急コンフォートメンバーズは私の知る限り「一度得たステータスを無期限で維持できる」唯一のプログラムでした。
ステータスの無期限維持が私にとってメリットだった理由は
使用頻度が少ない私でも、長年使い続けていけばいつかは上級ステータスを得られる
からでした。
しかし今回の改訂で、ステータス獲得までの道のりは今後「毎年リセット」されることになりました。
累計および年間獲得ポイントに応じて(年に一回)会員ステータスを更新
累計および年間獲得ポイントを「累計ポイントかつ年間獲得ポイント」と読み替えると、
累計ポイントが上級ステータスに達しランクアップできても、翌年まで年間の基準ポイントを獲得しないとランクダウンする
ということがわかります。
上記のリンク先を見ますと
累計ポイントと年間ポイントの獲得数によってステータスが変動します
の項目に二つの例があります。
右側の
例えば23年7月1日時点で累計30,000ポイントのゴールド会員の場合
を見ると、たとえ累計30,000ポイントの会員であってもその後のポイントが積みあがらないと、25年4月からはスタンダード会員に戻ってしまうことが記されています。
コロナ禍で使用頻度が下がる中18,334ptになってた私は、あと6,666ptでゴールド会員の予定でした。
新制度では累計15,000ptでゴールド会員となりますから、私は7月からいったん自動的にゴールド会員になります。
これは一見、目標だったゴールドの獲得が新制度のおかげであと6,666ptを獲得する必要がなくなったことから、改良のように思えます。
しかし今後は毎年最低年間5,000ptを獲得しないとゴールドを維持できなくなることを意味しています。
これまで少しずつですが長年蓄積した積み重ねが、今回リセットされることに拍子抜けしてしまいました。
それでも少しはポジろうと、せっかく労せず得る
「ゴールド会員」ステータスを残りの1年9カ月楽しもうかと思っておりました。
ゴールド会員の特典内容も改悪の可能性
これまでゴールド会員ステータスを目指してきた動機は「アップグレード」と「レイトチェックアウト」でした。
今回改めて上級ステータスの特典を確認してみました。
すると、すでに
レイトチェックアウトは特定のホテルに限っており、それも6/30までとなっています。
また新制度では
アップグレードがゴールドにあるかは明言されておらず、「特別なサービスはプラチナ以上」となっています。
これらから、7/1以降はスタンダードとゴールドの差は単に「ポイント還元率が5%か6%か」だけになるのではと推察しております。
これらから、今後私は
コンフォートメンバーズ経由で東急ホテルズ系列に宿泊する機会は、所用地までの距離と価格の勘案で系列ホテルが最も至便な場合に限定します。
コロナ禍を経て宿の探し方は、すでにFGPや楽天トラベルのみに依存せず
- まず所用地周辺をGoogleマップで見るところから始まり
- 手持ちの2つのFGPが使えるホテルの有無を確認し
- FGPが使えるホテルにするか、Googleマップで見つかったホテルにするかを、所用地までの距離と価格を勘案して決める
という方法に変えていました。
今後はFGPの出番は減り、楽天トラベルやるるぶの出番が増えそうです。