若かったころ、5-6年ほどの間、毎年のように行ってた京都。
予約して苔寺や飛雲閣を見学したり、舞妓さんしてるかたと半日ほど散策したり。
沢山の思い出があり、心から大好きな場所でした。
しかし家族を持ったり昇進などで責任を負ってからは、所用で京都に立ち寄ることはあってもそれは結局何かのついで…
以前のように全力で京都を楽しめなくなっていました。
さらにそのうち所用で立ち寄ることもなくなり約10年…
この10年は決して短くなく、自分を取り巻く環境は天と地のように大きく変わりました。
いつしか京都の思い出を振り返ることも無くなりました。
思い出すことにより「いつまた再訪出来るか見通しも立たない虚しさを感じることへの怖さ」が潜在意識にあったのかも知れません。
そんな京都を再訪できるチャンスが生まれました。
関西方面への出張があったからです。
折しも天候不順により新幹線が乱れ、京都では長い時間バッファを見る必要が生じました。
その結果、しがらみを振り切って大いに京都を堪能することが出来ました。
心から京都を堪能できたのは四半世紀ぶりです。
その喜びをここでおすそ分けします。
今出川・千本
晴明神社
ここは初めて訪れます。
クリアフォルダ形式の御朱印帳を授かることができました。
初めての御朱印帳です。
もし若いころの私に御朱印を拝する習慣があったなら、1冊では済まなかったでしょう。
北野天満宮
ここは若いころにも一度訪れています。
若いころ訪れたときは混んでた記憶がありますが、今回は雪のおかげか大変空いてました。
楼門の兎。
雪と梅のコントラスト。
御本殿前、重要文化財の三光門です。
以前訪れたところに再訪できたことで、ようやく美しかった思い出を振り返り、前を向く勇気が生まれました。
良き将来のためにお守りを拝受。
千本釈迦堂
ここも若いころに一度訪れ、刀傷・宝物殿に感激した記憶があります。
この日改めて訪ね、京都一の古刹なことを再びかみしめることが出来ました。
今宮神社
ここは初めて訪れます。
美しさに感激。
三門からの落雪というレアな場面に立ち会えました。
すごい音と共に落ちてきました。
この雪が今回の雪のすごさを物語ってます。
河原町・祇園方面
「京に来た」を心から実感するために、定番エリアを散歩します。
四条大橋からの南座です。
鴨川。
花見小路。
安井金比羅宮にも参りました。
ここは初めて訪れた場所です。
三条に戻って「けいおん!」の聖地JEUGIAに行きました。
宿
旅行支援が活用できる時期なので、普段は宿泊することの出来なそうな宿も探してみました。
鴨川沿いに良さそうな宿を探してたら、先斗町に素晴らしい宿がありました。
「京のお宿 三福(みふく)」という宿です。
夜の鴨川の風景。
縁側。
翌朝のごはんが大変豪勢でした。
天候不順による交通ダイヤの影響で食事をゆっくり戴けなかったのが、今でも心残りです。
その電車遅延見込みもタクシーを呼んでくださったおかげで影響は最小限に済みました。
素晴らしいおもてなしに感謝です。
またいつか京都を訪れることがありましたら、ぜひ再度投宿したいです。
24時間足らずの京都でしたが、過去を振り返り前を向くきっかけとするには十分な時間でした。
いつか再上洛することを目標にこれからも頑張っていきます。