「千歳くんはラムネ瓶のなか」10話
10話で朔が実力行使してた様子から短絡的に感じたわけではありません、決して。
朔の「自分のことは二の次で、目の前の人に向き合うことを優先する」姿を見てたら、マズローの”自己実現者”が思い起こされたので。
スクールカースト上位とか評される朔。
この作中でカーストとはいわゆるただの弱肉強食的ピラミッドじゃなく、実は「人間の欲求五段階」ということではと。
欲求五段階最上位の”自己実現者”。
自己を超越し、他者への献身を厭わない。
実際そういう心持ちなひとって、リアルでも優れたチームが自然に出来るような気がします。

このような自分の心持ちを維持するってとてもつらいことだと思います。
もちろん人知れず普段から努力する、スポーツでも勉強でも、人付き合いでも…愛を望むなら自分から愛さなきゃだし。
本作の作画クオリティが美麗すぎてつい見落としそうですが、
チーム朔の本質とは、相互尊重という価値観からなる真摯さと信頼のつながりではないかと。
今回10話で朔が実力行使した理由も、朔の人知れない努力を証明する、すなわちフィジカルで優位に立てるのは真剣にスポーツに打ち込んだ結果と示すためなのではないかと想像してます。
朔がこの心持ちを維持しようと頑張れるのは、原作未読の勝手な憶測ですが、朔はとても愛されて育ったか、あるいは朔はとても深い挫折を負ったことにより他人の痛みを思いやることの至高を悟るに至ったか、のいずれかではと想像しています。
なぜ今は野球をやってないのか、いつか明かされるのでしょうか。
とても楽しみです。
久しぶりに感想を独り言ちたくなった作品です。


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