着せ恋第五話再放送でようやく気付いたこと

一昨年はアニメ全般を視てなかった新参に欠ける経験とは「リアタイ」です。

そんな新参にとって、再放送は疑似的にリアタイ気分を味わえる貴重な存在。
視たい再放送を知ったらHDDに予約を入れ、動画配信で追い越したりしないようにしてます。

私はアニメ全般を見始めたのは去年でしたが、漫画はずっと読み続けてきました。

前シーズンの忘却バッテリーにも感じましたが、解像度高い理解というか原作への愛を感じるアニメ化は、共感が深まって嬉しくなります。

忘却バッテリー

アニメに最も辛口な批評家とは「コミック原作ファンの既読勢」だと思ってます。

アニメをコミック原作と小説原作の2つに分けて考えると、小説は視覚聴覚全ての表現が読む人それぞれの世界観に委ねられていますが、コミックは一定の視覚表現に優れた世界が既定されます。そのコミックの視覚表現をアニメと比較してしまいがちです。

そのコミックが名作なら、アニメとの比較対象のハードルはさらに高くなります。
気に入ってるコミックだからアニメを見る確率はあがります。
コミックで現された崇高な表現を、果たしてアニメでは越えてくれるのか?
このような視点でアニメを視聴しますので、「コミック原作ファンの既読勢」が最大の批評家だと思う所以です。

この仮説は私の周囲にしかあてはまらないかも知れませんが、私はどうしても、コミック既読作のアニメ化はコミックと比較して辛口になってしまいます。

この1年半に観たコミック原作アニメで、アニメ化してもらって良かったと思える作品の割合は、大体4作品のうち1作品です。

と前置きが長くなりましたが、コミックの忘却バッテリーは大変好きな作品でした。

特に智将でないときのラブアンドピースな要圭が大好きです。
スポーツ物には唯一無二の荒唐無稽な主人公をアニメ化で表現し切れるのか?

と最初は思いながら見てたはずですが、いつの間にかそんなこと忘れてしまい、気づいたら完走してしまいました!
今原作を読み直しても、あの声で再生されます。

アニメ化されて良かったと思えるコミック原作は

  • 舞妓さんちのまかないさん
  • その着せ替え人形は恋をする
  • 薬屋のひとりごと

と少ないのですが、忘却バッテリーには2期以降が楽しみなるぐらい、アニメ化されて良かったと思ってます。
荒唐無「圭」が智将を倒すまで見続けていたいです。

2024年7月3日, 12:01 AM 0件のブースト 0件のお気に入り

「その着せ替え人形は恋をする」は、昨年アニメにハマって初めて「原作既読勢」として視たアニメでした。

「好きな事して楽しんでる人めっちゃ好き」
雫たんコスプレで二人が最初のコスイベに行く場面は、感想を評論することも憚られる尊いシーンです。

このシーンを去年動画配信で視たこともアニメにハマるきっかけでした。

その回の再放送が今日。

今日再放送で改めて見るまで、あれだけ原作をヘビロテしてても気が付かなかったことがあります。
リアタイ感覚で没入し「何か見たことある」風景が何度か登場し、ようやく気付いたこととは…

着せ恋の最初のコスイベの場所ってここだったんですね。

どこかのペデストリアンデッキかと思っていました。
一度行ったことがある場所だということが分かると、さらに没入感が増します。

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MyGO!!!!! x トゲナシトゲアリ対バン記念聖地巡礼2~MyGO!!!!!編

前記事「ガルクラ編」

MyGO!!!!! x トゲナシトゲアリ対バン記念聖地巡礼1~ガルクラ編
7月5日、MyGO!!!!! x トゲナシトゲアリの対バンが発表されました!この日は双方のYouTubeチャンネルが両方とも同時刻での緊急告知を予告してましたので、SNSは朝から「対バン発表か?」と盛り上がってました。両方のバンドアニメを一…

に投稿したとおり、MyGO!!!!! x トゲトゲの対バンを祝って、両方の聖地を巡った第2弾は

聖地巡礼MyGO!!!!!池袋編

です。

この両バンド、5人構成という以外共通点はなく、私にはそれぞれ全く違う個性を持つように感じます。
ガルクラを視ながらバンドリを思い出したことは1回だけ。
ガルクラ11話のフェスでの空白のカタルシスの時、なぜかバンドリ三期六話のRAS x Roselia予選ライブでのシールでのファン投票で形作られたバラを思い出したぐらいです。

類似性もなく際立つキャラクターな両者。
そしてどちらもなぜか刺さる。

そんな両バンドの対バンが決まったことで、もともと予定していた川崎駅周辺のガルクラ聖地巡礼に加え、MyGO!!!!!の聖地である池袋にも足を伸ばすことにしました。

サンシャイン横スペイン階段

今回一番来てみたかった場所がここです。

頻出するこの場所は、物語の重要なターニングポイントに使われます。
五話で燈が愛音に迷子という言葉を授け、二人で迷っても進むことを決意し、ライブに望むことを宣言したシーン。

そして神回の十話、転びそうになったところを初華に助けられたことがきっかけで励まされた燈は自分自身の歌で伝えることを決意した、物語全体でも重要なシーン。

巡ったこの日は雨が降っていて滑りそうでしたし、実際滑って転んでカメラを落としたかたがいました。

また、最終回十三話ではMyGO!!!!!メンバーの出番は早々に終わり、後半全てはAve Mujica編第ゼロ回ともいわれるほどAve Mujicaの物語になります。そのMyGO!!!!!メンバーにとって最後の出番となったシーンもこの場所です。

アニメイト池袋本店

5人の等身大パネルが設置されていました。

この場所はMyGO!!!!!特設ブースのようで、この日は「MyGO!!!!! 碧を泳ぐver.」グッズが発売されていました。

MyGO!!!!!のアクスタは今までどこに行っても見当たらなかったんですが、碧を泳ぐver.は全メンバー分の在庫がありました。
費用、飾る場所の面から、愛音と楽奈のアクスタを購入。

自分、推しは基本箱推しというか、最推しメンバーがコロコロ変わって最終的には全員ローテーションするようです。
前の最推しが愛音で、現最推しが楽奈です。

特典ブロマイドは楽奈でした。店員さんが気を遣って選んでくれたんでしょう。

当初この池袋MyGO!!!!!巡礼はここで終わる予定でした。
写真は撮れませんでしたが、メインビジュアルの交差点も通ったし、巡ろうと予定していた個所は全部見たので。

ドンキ池袋東口店でガルクラのコラボ限定商品争奪戦に参加
ガルクラ聖地巡礼の翌日。MyGO!!!!!聖地の池袋を巡ってた最中、SNSを通じた次のような告知にふと気付きました。当初、この日はそのまま出張後の帰路につくつもりでした。しかし幸いなことに自分にはちょうど、一昨日の休日出勤で1週間以内に取得…

その予定を、上記記事に投稿した事情で変更し、急遽池袋での一泊を追加することに決めました。
そのおかげで、他の聖地にも行けるようになりました。

西武屋上の「食と緑の空中庭園」

祥子が燈の春日影に打ちひしがれて初華にすがり、八話で祥子と初華が久しぶりに会った場所です。

初華からは祥子以上の万能感を感じます。
打ちひしがれてた祥子を救っただけでなく、初対面で死にそうに見えた燈を救ってるのも三話の祥子と十話の初華の二人だけだからです。

ちょうどトゲトゲと対バンの時期には放送が始まっているだろうAve Mujica編では、その初華がどんな描かれ方をするのか今から楽しみです。

池袋駅35番出入口エスカレーター前

とにかく人混みの激しい場所なので、写真は翌早朝の5時半に撮影したものです。

MyGO!!!!!の11話は、神回の10話を境にして、9話以前の淡々とギスるギスドリぶりとのギャップが、ツンデレのように半端なく解き放たれた、楽奈曰く「居場所」確立回です。

11話のギャップ萌え要素を語れば際限ありませんが、間違いなく一番のギャップはそよりんです。

楽奈
  • いままで「ライブ」「抹茶」「おもしれー女」しか言わなかったのに「感動した」
  • Ring店員りっきーからのパフェでしか動かなかったのに、愛音からのキャンディでも済むようになった
  • 今まで猫のような神出鬼没ぶりだったのに、メンバー宅で2度も二度寝
りっきー
  • 燈以外を褒めることがなかったのに、愛音を褒める
  • 燈以外に謝ることがなかったのに、そよりんに「自分も最悪」と謝り上手になる
愛音
  • ANON TOKYOとかあれだけバンド名にこだわってたのに、燈から絆創膏として心に貼ってもらった「迷子」をとって置き、バンド名にした
そよりん
  • 「そよりんはちょっと嫌かなー」からの「いやだって言ってるよね」と短時間で表裏を使い分けるほど自分を出せる
  • 同時に嫌がってたそよりん呼びを受け入れる

燈からはギャップ萌えを感じませんでしたが、そよりんがいうようにこれが「燈ちゃんって頑固」の現れだと思います。

その居場所確立の第十一話でもいちばん大事でとりわけ重要なシーンはこの「燈ちゃんって頑固だよね」からの
愛音「私辞めないから!そよりんも辞めんなよー」
そよりん「やめて!」
というやりとりです。

このシーンを好きなのはわたしだけじゃないはずです。

だって、そよりんはわずか一話前で
愛音「私たちが始めたバンドじゃん」
そよ「だったら、私が終わらせてあげる」
って啖呵切ってたぐらいなんですから。

この啖呵は、8話の、前述の初華に救われた直後の祥子とのギスり最高潮な場面
そよ「CRYSHICを始めたのは祥ちゃんだよ」
祥子「だから、私の手で終わらせましたわ」
での祥子の言葉に端を発しています。

そよにとって一番大事だった祥ちゃんの言葉を使ってまで示した、バンドを終わらせる決意表明。
そんな自分の表向きな意志とはうらはらに、10話の燈の詩超絆によって感情をさらけ出されることになってしまったギャップ、祥子は終わらせたのに自分は終わらせることが出来なかったことが、11話でそよが言う「恥ならかいたし」の恥。

私はこのシーンのそよりんは「恥ならかいたし」と言ってからずっとその恥の原因を考え、「燈ちゃんって頑固だよね」に行きついたんだと思っています。

最終回のそよりん「燈ちゃんとバンドするって、そういうのと向き合うってことだから、けっこうヤバいんだよ」が答え合わせです。

間違いなく11話のギャップ萌え優勝はそよりんで、その移り変わりを示しているシーンは

神回で啖呵切った相手の愛音に手を引かれて登壇、恥と思うほど感情をさらけ出した挙句、その愛音に不意に一緒にやっていこうと誘われた瞬間である、この場面です。

「CRYSHICを始めたのは祥ちゃん」と他責だったそよが愛音から「私たちが始めたバンドじゃん」と言われ、ライブで感情が迸る。
それを11話ではまだ恥だと思っていたが、最終話ではいつしかそんな自分と向き合うことへの覚悟を燈に示すほどになりました。
このような大きな変化のきっかけは、愛音からの「そよりんも辞めんなよー」が実は「私たちが始めたバンドじゃん」にかかってることに気付き、愛音を信頼するようになったからだと確信しています。
「そよりんはちょっと嫌かなー」「いやだって言ってるよね」の素コンボはその証かと。

2024年7月14日, 5:59 PM 0件のブースト 0件のお気に入り

この最初のコスイベ回は本当に尊いです。

海夢の科白「好きな事して楽しんでる人めっちゃ好き」がとても好きです。
自分軸で生きていきたい人に勇気を与える言葉だからです。
この言葉も、このコスイベ帰りの新宿から赤羽方面の電車内で出たものですね。

ぜひ第二期をお願いします。
五条くんがはらを括ったあの文化祭のシーンを、是非動画と音響付きで見てみたいです。

海夢しか勝たん!

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