少しネタバレあり注意です。
8話で急な闇展開。
8話最後の夏生に対して私は
「勝手に見た人の日記にいちゃもんつけないで!それと好きな人がどうすれば喜ぶのか考えるのって、極めて人間らしいよ!」
と言ってやりたくなるもやもやを1週間持ち越してました。
その夏生が抱える葛藤の正体は
- アカデミーで専門的研究を行った夏生にしかわからないヒューマノイドの特性
- 初恋の相手がヒューマノイド
なのでは?と勝手に仮説を立て理解しようとしながら始まった第9話。
「それって、人間も同じなんじゃないかな、って思うよ」
水菜萌よく言ってくれた…
なのに
夏生「心があるフリをするな」
ATRI「ハイ」
なぜそんなこと言っちゃうんだ夏生…
このATRIの返事の重さ…
仮に心があったとて、その正体が人間で言えば下心だったりしたら必ずしも心があるといっても良いものじゃないし、そもそも心と称するものの正体に何の価値があるんだろう?
私は人間関係とは相対的なものだと思っています。
人は自分に興味や好意があるひとを好きになるし、自分次第で周囲の環境は大きく変わると思っているタイプです。
ここまでの夏生からは、多くの修羅場を潜ってきたからか、人の好意を素直に受け取れなくなっている教条主義的な頑なさを感じました。
でもATRIの健気さで夏生が変わるとしたら、そのATRIに健気に振る舞って欲しいと頼むことが出来るのは夏生。
夏生次第でATRIも変わる…
と期待できそうな予感のすぐ後に翌週に持ち越す胸糞展開が…
いちばんの胸糞は、欠陥品と呼びながら「おまえさえいなければ」と他責にする山崎ファクトリーの連中です。
製品だというなら製造者である自分の責任でしょ、それを他責にするなんててめーだって内心でATRIの人間性分かってんじゃんというダブスタの卑怯さを感じるからです。
来週はこの人たちを懲らしめてやって欲しいですが、果たしてATRIは製造者に反撃できるのか?マスター夏生次第なのか?
もういろいろ妄想が膨らんで気になって目が離せません。