また、オーナーがSPACEを閉めると決断した動機にも触れられており、バンドリファンとしてのご褒美もありました。
楽奈の前日譚に続き、本編前半の主役だった愛音へと、話は総集編要素に進みます。
CRYCHICを背負ってない楽奈と愛音のふたりを中心に。
これはMyGO!!!!!の陽の正史…
鑑賞も終盤になりふと、前編からは楽奈や愛音の陽の側面が輝く一方で
意図的にCRYCHIC味が薄められている
ことにようやく気付きました…
春日影から続くエンドロールで涙が流れたのは音響が感情に刺さっただけではない
前編は春日影のすばらしい演奏のあと、ネットミームにもなったそよのあの言葉でエンドロールに移りました。
素晴らしい劇場のスクリーンと音響で、本作を劇場で鑑賞する価値をしみじみ堪能できます。
この曲を聴きエンドロールを眺めながら、後編の構成をあれこれ想像しました。
- 後編はそよのあの疑問に答えるところから始まるんだ、
- でもここまでCRYCHICには全く触れられてないよな…
- まさか後編は、もしかしてCRYCHIC解散から始まるの?
- 燈・そよ・立希のCRYCHICへの想いをダイレクトに背負ったまま、あの8話以降の怒涛の展開に移るのか!
という悲壮感の深い想像に思い至ってしまうと、自分の妄想が自分の感情を抉ってしまい、私の視界のエンドロールの字は滲んでしまいました。
もし劇場版後編がこの妄想通りの展開になるのでしたら、TV本編の未視聴勢でこの映画前編をご覧になったかたは、そのまま劇場版後編の「うたう、僕らになれるうた&FILM LIVE」を鑑賞するまで、TV版は見ないままでいて欲しい、と思いました。
前編の再編成から想像する後編を、ネタバレがないまま劇場で燈・そよ・立希の背負ってきたCRYCHICめの想いを正面から受け止めて欲しいし、製作側のそのような再構成の意図もなんとなく感じますので。
と後編の展開を勝手に想像してしまい、今から楽しみで仕方ありません。
あの素晴らしい音響でフィルムライブされたら…特に詩超絆、詩が超える絆。
劇場版後編が始まり、もしTV本編の未視聴勢で先に劇場版を完走した人がいたとしたら、その人の感想を知りたいです。
MyGOとAve MujicaはCRYCHICを通じて陰陽の関係にあると思ってて、劇場版を先に鑑賞したTV未視聴勢がCRYCHICやAve Mujicaにどのような感情を抱くのか、に非常に興味がありますので。
そしてAve Mujica編のTV放送開始が待ち遠しくなってしまう、そんな脳が焼かれる日々が、きっとこれからも続きそうです。