仕事で表彰を受けた報奨として、フランスツアーに招待されました。
宿は
インターコンチネンタル パリ ルグラン
高年齢層向けのツアーになっていてペアで招待されたのですが、当方は一人で参加しました。
そういう事情からか、むっちゃ広くて豪華なダブル。
帰国してから知ったんですが、このホテルはパリ万博で幕府使節団が投宿した宿だったんですね。
自分はパリ万博といえば子供の頃のNHK大河ドラマ「獅子の時代」をイメージする世代です。
渡仏中には獅子の時代の風景もうっすら思い出してたんですが「パリのホテルはどこも同じ様なもの」と深く考えないまま過ごしてました。
今思えばもっと早く思い出して調べて、堪能してたらよかったです。
私は他の招待者と大幅に年齢が離れてたので、オプションツアーは選ばずできるだけ単独行動することにしました。
といっても生まれて初めてのヨーロッパ、なかなか勝手が分かりません。
色々調べながらの動きになると思ったので、まずは
インターネットする環境を整えることにしました。
調べると、ルグランホテルには比較的割安のダイヤルアップ接続サービスがありました。
写真のデスクの上にはモバイルHP Jornada690と、赤いバッグに
ダイヤルアップ接続のためのグッズが入ってます。
自由行動だから欧州サッカー観戦を企図
渡仏中残念なことにリーグ1、2どちらもパリでの開催予定はありませんでした。
自由行動できる時間で一番パリから近いリーグ1の試合のうち、ようやくTGVで2時間ほどのレンヌでの試合でした。
これを観戦することに。
試合当日までの間はシャンゼリゼのPSGのショップに行ったり、レンヌ行きTGVの起点であるモンパルナス駅に行ってTGVの切符を買いに行き、高速歩道で転びそうになったりしていました。
モンパルナス駅で警官が普通に自動小銃を持って走っていてビビりました。
試合当日。
モンパルナス駅からTGVでレンヌへ
レンヌに到着。
レンヌ駅からスタジアムへ
駅前にはあてにしていたタクシーがいません。
仕方がないのでスタジアムまで徒歩。
40分近くで到着。
スタジアムのルート・ドゥ・ロリアンです。
会場に響くバグパイプの生演奏に包まれた選手入場にはゾクゾクしました。
試合開始
ホームのレンヌがアウェイのマルセイユにPKを与えてしまいましたが、これをスウェーデン代表のイサクソンがセーブ。
ため息と歓声がシンクロし、大音響と静寂の繰り返しです。
試合はホームのレンヌがスイス代表フレイのゴールで1-0で勝利。
切符を買ったり屋台を使ったりする場面でフランスの方々は存外親切でした。
初ヨーロッパの単独行動は緊張しましたが、こんな体験が出来て本当に良かったです。