「響け!ユーフォニアム。」
一番好きなアニメは…と問われたら、このように答えます。
一番泣けるアニメは…と問われたら、2期10話のあのシーンと答えます。
これだけ好きなアニメですし、すでに武田綾乃先生の「花は咲く、修羅の如く」からも成分補給してましたから、
もちろん原作もそのうち読むつもりでした。
アンコンや3期が始まるまでは。
去年からアニメを見始めた者として一つだけ悔いがあるとするなら「リアタイ感」でした。
ユーフォは1年生編・2年生編全てを、アマプラでの旧作視聴で補ってましたので。
そんな私に
「アンコン」「ユーフォ3期製作決定」
の報は、リアタイ出来る歓喜を与えてくれました。
リアタイ感を与えてくれる恩恵に最大限浸りたい
と、最愛アニメのリアタイが決まったとき、
原作を読むのは三期放送終了後
といったん決めました。
しかし3期が進むにつれ
- 原作既読勢のみなさまの徹底した機密維持に対する敬意
- 万一ネタバレ受けた際の被害軽減
- そして展開を先に知りたくなった
ので、
3期直前のアンコンまで、原作で追いかけることにしました。
そして第8話。
これまで気付かなかったことに気付きました。
ギスると1週間つらたん。
旧作として追いかけ再生してた時には気付けないこの感情。
ギスったらその場で次の回もすぐ視聴したら解消することが出来たので。
1週間のつらたんは「リアタイ感を重視し完走のゴールテープを切るのはアニメで」と思ってた自縄自縛を解き放つのに充分な動機でした。
そしてついに
3期最終楽章を読了しました。
良さを「内容に触れずに」伝えることは困難ですので、側面的な視点での感想です。
活字がもたらす没入感は、高い臨場感をもたらしました。
そしてゴールテープを切ったとき、なぜここまで原作既読勢の皆様が決してネタバレしないようまるで示し合わせたかのように口をつぐんでいるのか、悟ることが出来ました。
既読勢はおそらくひたすら見守り続けてくれてきた。
「とにかく最後まで完走しゴールテープを切って欲しい」一心で今も。
1期リアタイ勢、2期リアタイ勢、そして原作既読勢の皆様は、自分が当時観た景色を未読勢と、今回の完結まで「合走したい」から、未読勢に伴走してるのでは、と。
改めて3期完走をこの先も見届けます。