劇場版MyGO!!!!!後編「うたう、僕らになれるうた & FILM LIVE」ネタバレ要素あり

素人だった自分がアニメにハマったのは昨年のことです。
配信で「けいおん!」「響け!ユーフォニアム」「ぼっち・ざ・ろっく!」の3本を見終わったときには完全に脳が焼かれてしまいました。
偶然にもいずれの作品も音楽がテーマですね。

昨年リアタイしたアニメの中で選んだ「その年見たアニメ我的大賞」は「MyGO!!!!!」です。

わたしのアニメ大賞2023
アニメはこの20年近くほぼ見なかった勢だから今年は自分の「アニメ元年」でした。まずはリアタイBanG Dream! It's MyGO!!!!!君は放課後インソムニア葬送のフリーレンギスドリとか呼ばれてた時には、一体どうなってしまうんだろうとつらたんな時期だったMyGO!!!!!リアタイ。写真はあの神回10話の10日ほど前に東京で見た車内吊り広告です。不穏な感じからのあの神回。未だに視るたび感涙します。今年見たアニメ大賞自分にとって今年はアニメ元年だから、今年見たアニメ大賞は全アニメが分母になります。響け!...

その劇場版MyGO!!!!!の後編を観に行きました。

もちろん、8月には既に前編と一緒にムビチケを入手していました。

劇場版MyGO!!!!!前編「春の陽だまり、迷い猫」ネタバレ要素あり
2ヶ月前にムビチケを買ってました。住まいから最寄り上映劇場までは車で200km以上の距離なのに。ぼっち・ざ・ろっく!総集編の時のように、200km運転してでも見に行くつもりでした。そんななか、関東圏に出張の予定が入りました。旅程を見ると、途中下車すればいくつかの上映劇場に立ち寄れる経路です。上映劇場最寄り駅の上映時間と通過時間のタイミングが合えばの条件付きになりますが、出張の合間を縫ってに見に行くことが出来るかもしれません。折しも上映は3週目に入り一日1回だったので、立ち寄れる時間帯での上映自体がされない可...

上映劇場は最寄でも自宅から200kmの距離にあるんですが、幸いなことに後編上映にタイミング合う時期に首都圏への出張が入るという幸運に恵まれました。

鑑賞する劇場は自分の用務先間の経路途中に位置し、音響に優れる

11月8日(封切日)/TOHOシネマズ上野「 轟音シアター 」

に決めました。
轟音シアターのスクリーン8は上映前日夜でほぼ満員。

前編では買えなかったパンフも、さすがの封切日にはゲット出来ました。

当日は満員でしたが、パンフもグッズ売り場も在庫は豊富なようでした。
購買意欲が刺激されると際限がなくなるので、買う上限個数を1個と決めました。

買ったのはカチンコアクリルキーホルダー、そよりんです。

なぜカチンコアクキーにしたかというと封切日が記されてて記念になりそうだし、そよりんにしたのは前編を見て私は後編の主人公はそよりんになると予想したからです。
その念が通じたのか、ランダム入場者特典もそよりんでした。

満員回で劇場内一番乗りできたので記念撮影。
周囲を囲むようなおびただしいスピーカーの数です。

ウーハーの迫力は見た目の印象を超える重低音。
音量の大きさももちろんなんですが、特筆は音の低さでした。
椅子がしばかれてるんじゃと感じるほどの衝撃は「振動を数えることが出来るのは可聴域下限の20Hz以下だから?」と思うぐらいの体感でした。

このTOHO上野の轟音では、これまで何十回とヘビロテして泣いたあの10話の詩超絆は泣かずに済んだつもりでした。
しかしそよりんのベースが背もたれを蹴るように轟いたとたん、重低音により瞳孔が開いてしまうかのように涙腺が開きました。
このとき目から流れた水分は涙に含みません。

観衆の雰囲気も良く、満席が良かったと思えるほど熱く入れ込めました。

11月10日/川崎チネチッタ「LIVE ZOUND」(ライヴ ザウンド)

2日後、出張の所用が全て終わり、関東最後の夜。

封切り日の轟音鑑賞のインパクトが強すぎて忘れられず、最寄劇場まで200kmの故郷にもどると思えばどうしても名残惜しくなり、とうとう2周目を見ることにしました。
映画の2周目は昨年のユーフォアンコン以来。

2周目を鑑賞する劇場は、川崎チネチッタのLIVE ZOUNDです。

ガルクラの聖地でもあるチネチッタ。
ガルクラ劇場版の総集編は是が非でも聖地であるここで観たいです。

ランダム入場者特典は一昨日の1周目と同じくそよりんでした!
これはもう縁でしょう。

後編のパンフレットはもう売り切れていました。

一昨日の轟音も良かったんですが、LIVE ZOUNDは若干お値段はるだけはあります。
さらに圧倒されて興奮しました!

1周目でのTOHO上野の轟音は重低音が特に強調されていて、ドンシャリ好きの私にはピッタリでした。
一方今回の川崎チネチッタのLIVE ZOUNDは全周波数域での音質が高いのか、そよりんのベースやりっきーのバスドラに加えてタム、燈の声、愛音や楽奈のギターまでがくっきりとした定位の音像でした。
回想シーンは音質を若干変えていることに気付けたほどの音の解像度です。

TOHO上野の轟音は音楽が体に響くフィジカルな感覚、一方チネチッタのLIVEZOUNDは心に響くエモーショナルな感覚です。
詩超絆でTOHO上野の轟音は重低音で涙腺が開いたと強がってましたが、LIVEZOUNDではあっさり感情が堕ちてしまい涙腺を開けてしまいました。

鑑賞が終わり、凄く爽やかな気分で劇場を出たら、なんと雨。
石の匂いではなく土のにおいがしました。

これまでアニメや映画に疎遠だったのに、音楽アニメの映画鑑賞体験がすごすぎ。
新しい趣味になりそうです。

さて、前回に前編を鑑賞した後、この後編の構成を

MyGOのもう一つの側面「CRYCHICの系譜」

と想定していました。
後編は、そんな私の予想を軽く超えた高解像度でした。

(注意:ここから先はネタバレ含む個人の感想になります)

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