10話の詩超絆、さらに判り味が深まり永遠の神回となる
CRYCHICは燈やそよの主観として純粋な存在
劇場版で凝縮されたCRYCHICは想定通り、燈とそよにとって共に祥子に見いだされて過ごした、純粋で美しかった過去の思い出の日々でした。
一方、MyGO!!!!!TV本編未視聴勢にとって祥子が悪役に映ってしまうのでは?と心配するほど、Ave Mujicaに至るまでの祥子の事情の描写は控えられました。
これは逆に、来年のAve Mujica放映が控えているという実感を増しました。
燈が詩超絆を育てる過程に立ち会う
新規シーンは独りで舞台に立ち続ける燈のカッコよさが、もはや健気を超えて勇者だと感じるほど伝わりました。
劇場の音が良いから燈のうたが直接心に響きます。
「燈はかわいいんだよ」とりっきーに怒られても言いたい、燈はカッコいい!
むしろかわいいのは「けっこうヤバいんだよ?」と素を見せるようになったそよりん ← 私の感想なんてだれも聞いてない
その燈が香澄からマイクを渡される瞬間があります。
RiNG店員となった香澄はもちろんこの燈の独演を知ってるでしょうから、かつては同じようにきらきら星で独り舞台に立とうとした香澄にとっても、マイクを燈に託すこの瞬間はひとしおなんだろうな…と思うと、胸が熱くなりました。
バンドリ知らなくても単体で視れるMyGOですが、知ってたら分かり味が深まる場面です。
求め続けてた居場所を自らの手でつかんだ楽奈
楽奈はただ気まぐれで放浪してたんじゃなく、「そこにいたいと思う居場所」をずっと自分で探し続けやっと見つけたことを、後編の新規シーンで明かされました。
楽奈が燈の独演に合流した舞台袖。
今まで私はその合流の場面、楽奈は抹茶コロネを物色してる最中たまたま燈の声を聞いた、いわば偶然の産物と思っていました。
でも楽奈が居場所を探し続けていたんなら、この解釈は誤りかもと思いなおしました。
楽奈はもしかすると燈の独演をどこかで聞きつけ、このときは自分の意志で燈を舞台袖で待ってたのでは?と再考したら深読みが捗りました。
楽奈が抹茶コロネを食べたのももしかしたら燈が来るまで舞台袖にいる口実?と思い始めています。
本来は演者のためのケータリングであり、楽奈が抹茶コロネを食べたのは自分が演者であると自覚した瞬間の証。
そう考えると、楽奈がりっきーに「ドラムやって」とせがむのは居場所探しの延長線上で自然な経緯ですね。
これまで気まぐれとしか思ってなかった楽奈の行動は全て居場所探しだという分かり味も深まりました。
ギャップ萌え回の11話も完全解像度で尊死
神回の10話の次の回となる11話もギャップ萌えが解き放たれた尊い回なことを、先日聖地巡礼した際の投稿で説きましたが、

解像度が上がった劇場版の視聴によって見つけることが出来たギャップ萌えを追加します。
楽奈
そよ宅に一度来たことのある愛音が「こっちきて座りなよ」と自分の家感出してました。
その愛音の横で楽奈が、野良猫だったはずのあの楽奈が、蕎麦食べながら自分の居場所感を愛音以上に出してた対比が強調されてます。
「野良猫が居場所を見つけた」11話の楽奈のギャップ萌え要素は本作の重要なテーマでもあることが分かった劇場版だから、その強調が際立ちました。
りっきー
また、りっきーがそよに「気付いてて私も利用してた。だから私も最悪」と謝ったシーンは、少し前の
- そよ「DTMいつから勉強してたの?」
- りっきー「中学、またバンドやるとき必要かもって」
- 愛音「りっきーって一途だよね~」
と因果があるのでは。
おそらくりっきーは、ギスギス最高潮の時にそよに言われた「立希ちゃんは燈ちゃんがいればいいんでしょ?」が図星だということをここで改めて自覚させられたから、そよに詫びたんではないでしょうか。
CRYCHIC解散後も燈とバンドやることを諦めていなかったりっきーって一途ですよね!
そんなりっきーの曲を燈が歌ってるってだけで、FILM LIVEに判り味が加わります。
そういえばこのときの愛音は劇場でも人気でウケてました。
そよ宅で夜景をバックに写真撮った際の顔ブレと、ANON TOKYOのタグでそよに睨まれてたとき。
FILM LIVE
FILM LIVEの映像は、本編とフレームレートを変えて作ってるのではと思うぐらい滑らかでした。
FILM LIVE映像が本編と違うとはっきりわかった工夫は、本編では真っすぐなりっきーのスティックがFILM LIVEではムチのようにしなってたことです。
またカット割りも出来るだけカメラ越しを意識させないような頻度と動きに抑えられていました。
おそらくほかにも「本編終了後に演者が登場!」と錯覚するに至る工夫が沢山あったと推察してます。
ライブ勢がSNSで言ってた「音一会の良さ」について、燈のうたを聴いてようやく判りました。
前述しましたが燈のうたはかっこ良かったです。
そして愛音と楽奈のギターもかっこ良かったです。
つい体が動きそうになります。
応援上映というものに今まで参加したことはありませんでしたが、応援上映ってどんなものなのか少し判った気がしました。
後編を見る前は、FILM LIVEは本編12話の迷星叫ー迷路日々ー碧天伴走からの自然な流れで導入されるものと勝手に想像していました。
でもエンドロールで本編が一度閉じてからのFILM LIVEという、この実際の構成の方が良きです。
なぜなら、メンバーそれぞれが居たいと思える居場所になるまで本気で向き合い、いろんな葛藤を経たバンドMyGO!!!!!だからこそ、こんな素晴らしい音楽奏でるようになった演奏を見せることが、MyGO!!!!!ゴールにふさわしい、と感じたからです。
リアタイ時期にはギスドリとも呼ばれた本作を、劇場版では爽快感持って観終えることが出来ました。
ぜひ絶対音響に優れる劇場で見て欲しいです。
圧倒されます!


コメント