サポートしてるJクラブがことし、サポートを始めて以来初めて札幌ドームで試合する、という日程が組まれることになりました。
日程が発表されてからというもの、何とか家族でここに遠征しようと努力しました。
しかし、試合日前日に札幌と逆方向な名古屋でどうしても外せない重要な所用の予定が、試合1カ月半ほど前に入ってしまいました。
家族とは札幌までJALのおともでマイル割で行こうと思っていたので、私が抜けるとこれは成立しないことから、一旦はこのアウェイ観戦を断念しました。
それでもその後、次第に名古屋の所用のスケジュールが判明してくると、
- λλλ→ 試合前々日の夜におともでマイル割で家族を連れ札幌入り
- ←←λ その翌日に私だけ札幌から名古屋へ移動し所用
- λ→→ さらにその翌日の試合当日朝に私が名古屋から札幌へ戻って再度家族と合流し試合観戦
- ←λλλ その翌日に札幌からお伴でマイル割で家族を連れ帰宅
という
Wターン強行軍の行程を組む
ことが、日程的に不可能ではなさそうになってきました。
残る問題は、私が名古屋に向かうのに、出発地が自宅からと札幌からだと旅費が嵩むはずだけど、「それでもおともでマイル割のメリットが消えないほどの経済合理性が残されているか」だけでした。
幸いにも、JALのツアーだったら出発地が自宅からと札幌からのどちらでも旅費はほとんど変わりませんでした。
家族にとってみれば私がいない時間帯があるだけの些細な問題なぐらいで、強行軍なのは私だけ。
そこで、晴れてこの行程で遠征することにしました。
1日目
宿は、翌朝すぐ新千歳に戻る私の事情で、新千歳に少しでも近い新札幌周辺にしました。
2日目
名古屋に向かうため、新札幌のホームで新千歳行の電車を待ってたら、
これに遭遇してしまいました。
あまりに唐突の出来事だったので混んでるホームにいた全員が呆気にとられてしまいました。
線路に男が降りた段階でただごとではないなと思い、後で何かの役に立つかもと撮ってツイートしたのがこちらの写真。
のちに新千歳空港について次の便を待っている間、ツイッターの通知が盛んに鳴り響くようになりました。
いいねやリツイートのみならず、マスコミからの写真使用許可の連絡も届いたので対応しました。
後ほど家族に聞いたら、北海道ではニュースにこの写真が使われていたようです。
なお乗り遅れについて電話でJALに尋ねたところ、次の便に空きがあり、遅延証明が出来れば、ツアーでも振り替えてくれるとのことでしたし、なんといっても線路上で立ち往生した電車内にいる人たちの心境を考えると、ホームの自分はまだましだと思えました。
同じように飛行機に乗り遅れる人が多いはずのホームでも、あまりイライラした雰囲気はありませんでした。
遅延証明書。
名古屋の用件は無事に終了。
遅れた経緯が話を盛り上げたぐらいになりました。
ただ翌朝が早いので、
その夜の宿泊は常滑にしていました。
それで懇親会にとことん付き合えなかったことだけが若干心残りでした。
翌朝
常滑駅。
セントレア
来たのは10年ぶりぐらいかも。
新千歳上空周辺。
以前10年近く札幌に住んでいたことがありました。
昨日の起点が札幌で、その上色んなことがあったからなのか、ふと「今は札幌に住んでいて、そのホームに帰って来た」という錯覚を覚えていたことに気付きました。
新千歳空港
バスを待ってたところ。
新しいからかもしれませんが、きれいな天井。
内地だったらすぐ鳩のたまり場になるな、と福住行バスを待ちながらぼーっと考えていました。
福住で待ち合わせた家族と、昔よく通った玄咲ラーメンで腹ごしらえしたのち、
札幌ドームへ。
おりしも、コンサドーレの主催試合ではこの7月から、一部エリアにアウェイサポが入れるようになったようです。
そのうち赤黒サポーターゾーンというエリアには格安な4人グループチケットの設定があったことから、
赤黒サポーターゾーンバックにしました。
このアウェイサポ運用の変更開始からまだ2カ月で、行き届かず殺伐として居心地悪いかもと心配していましたが、すでに周知されていたのか、そこまでのことはなかったです。
試合終了後は
すすきのでジンギスカン。
翌朝帰る前に宿周辺を散歩。
自分が住んでいたころとの大きな違いはこの市電。
すすきのと大通りがつながって、ヨーロッパのような連結されたトラムが走っていました。
もともと自分が住んでいた札幌という街を経由したからかもしれませんが、Wターンは旅情を増幅させる効果があると思いました。