私の人生初の海外旅行(というかボランティア活動だったので海外渡航)は13年前です。
パスポート取得、予防注射なども初めてのことでしたが、大きなスーツケースを買うのも初めてのことでした。
そのとき買ったスーツケースがこちら。
よく客室乗務員さんが転がしているのと違うのは、
- 転がすタイヤがついているのは短辺じゃなくて長辺のほう
- サイズが小さい
です。
サイズは実測で高さ42cm、幅57cm、奥行き20cm位です。
初スーツケースだったので、当時の自分はこれでも大きく感じたものです。
その後今日に至るまで、韓国、香港、フランス、ハワイに行きましたが、全部このサイズで通しました。
もちろん同行者の中ではダントツに小さいです。
服を圧縮パック洗濯にすることでだいぶ何とかなります。
で13年もの愛着があるこのスーツケースですが、
半年ほど前からダイヤルロックが解除できなくなりました。
いつのまにか番号が変わったようです。
で何回かの出張を他のカバンでやり過ごしたのですが、1ヶ月前からそろそろ何とかしないとと思い、開錠に取り組みました。
指の感覚に頼る
さすがサムソナイト。全く分かりません。
全部の番号を試す
3桁だからと根性でこれを休日のときに試してみました。
1時間ほどかかって999まで到達しました。
しかし、途中で指先に水ぶくれが出来てしまい、作業が適当になってきたのが原因かと思いますが、分かりませんでした。
目視
これでもだめなら知り合いの鍵屋さんに持って行こうと思い、今朝の出張準備の時間、ダイヤルの横の細い隙間から中を眺めてみると、直径1cmほどの金属製のローターがダイヤルと同軸に張り付いているのが見えました。
ローター外周部を一周、ダイヤルを回して見てみると、2mm四方の正方形に凹んでいる切り欠きが見えました。
3桁のダイヤル全ての切り欠きを一旦正面の見える側に向け、1こづつ数字を3桁同時にずらしていったら、5個ずらした段階で開錠できました。
番号は全く心当たりのないものでしたが、あと2個数字がずれたら子供の誕生日でした。