用務地が首都圏に偏ることなく近畿~九州方面を含むように出張先があちこちな場合、おのずと新幹線の利用頻度は高くなります。
約10年前に加入したJ-WESTカード。
J-WESTカードに加入すると「エクスプレス予約」が使えるようになったので、新幹線の利便性が当時でもぐんと上がりました。
特に飛行機と新幹線を乗り継ぎする場合には、エクスプレス予約の機能である「スマホによる予約変更」が、乗り遅れ防止や乗り継ぎ待ち時間の節約に大きく役立ちました。
このようなエクスプレス予約のメリットを10年前から充分に堪能できたのは、このJ-WESTカードに入会したからです。
またJ-WESTカード入会と同時に「SMART ICOCA」も同時に作りました。
これは自分的に初めての交通系ICカードでした。
このようにJ-WESTカードに加入した当時は
- エクスプレス予約
- SMART ICOCA
この2点だけで十分な加入メリットがありました。
SMART ICOCAはいまでも唯一の交通系ICとして使ってます。
ところが
コロナで新幹線乗車機会が皆無になりました。
最後のエクスプレス予約利用は覚えていませんが、おそらく2年ほど前になるでしょう。
また、新幹線のスマホ予約変更機能は、今ではエクスプレス予約だけでなく
「スマートEX」
という選択肢もあります。
スマートEXはEX予約と比べると割引率が低いです。
しかし私は割引よりも利便性に価値を感じてJ-WESTカードに加入してたので、使用頻度が激減しても利便性はスマートEXで置き換えが可能です。
使用頻度の減少は、費用対効果や管理工数の面でJ-WESTカードを維持する意味に影響があります。
新幹線の決済だけでなく、J-WESTカードを利用したときの還元率が高ければ、カードを維持する意味はまだありました。
これまでは一部公共料金の支払いをこのカードに移していました。
しかしその割にはこれまで貯まったポイントは、平均すると年間でSMART ICOCAポイントチャージの下限1,000Pにやっとこさ届く程度の水準でした。
新幹線の使用頻度の激減によって今後貯まるポイントは交換下限に達せず、失効分が多くなると考えられます。
ついては本年をもってJ-WESTカードは退会することにしました。
カード年会費を無料にするための公共料金の支払いを、この春から徐々に他のカードに移してきました。
全ての支払いを他のカードに移し終えた先日、最後に残されたポイントはSMART ICOCAポイントチャージの下限1,000Pに達していませんでしたので、
今回も以前と同様にカーボンオフセット特典に変えました。
そして
カード裏面の番号に電話して、解約を申し出ました。
電話口では本人確認のあと、
- この電話にて解約が完了します
- 残されたポイントは失効します
- カードはEXICカードとともにハサミを入れて処分願います
の3つを教えてもらいました。
その流れで「差し支えなければ解約理由をお聞かせ下さい」と尋ねられましたので「コロナ影響により今後エクスプレス予約を利用する機会がなくなりました、すみません」と正直にお答えいたしました。
10年間お世話になりました。
今後減るとはいえいつかまた東海道山陽新幹線に乗車する機会があるときは、スマートEXを活用いたします。
約1年後、紐付きのSMART ICOCAとClub J-WESTも退会しました
詳細は以下に記事にしています。